血液の重要な役割5つ その5体温維持について
2025年04月11日

私たちの体は、環境の変化にかかわらず、常に一定の体温を保つための巧妙な仕組みを持っています。その重要な役割を担っているのが「血液」です。今回は、血液がどのように体温を維持しているのかについてわかりやすく解説します。
血液が体温維持に果たす役割とは?
血液は、体内の「熱」を運び、全身に行き渡らせる役割があります。これにより、体温が一定に保たれています。具体的には以下の2つのメカニズムが関わっています。
1. 熱の運搬
血液は、心臓から送り出される際に、体の深部で作られた「熱」を運びます。特に筋肉や肝臓は熱の発生源として大きな役割を果たしており、血液がこれらの臓器で温められた熱を全身に循環させます。
2. 体温調整機能
体温が上昇したときと下降したときでは、血管の働きが変化します。
- 体温が上昇したとき
→ 皮膚の血管が拡張し、血流が増加します。これにより、皮膚の表面から熱が放散され、体温が下がります。 - 体温が低下したとき
→ 皮膚の血管が収縮し、血流が減少します。これにより、熱の放散が抑えられ、体の中心部に熱が保たれます。
この血管の収縮・拡張の働きは「血管運動」と呼ばれ、自律神経がコントロールしています。
血液がスムーズに働くためのポイント
血液がしっかりと役割を果たせるようにするためには、以下の点に気をつけることが大切です。
- 水分補給
血液の約50%は水分で構成されています。水分不足は血液の循環を妨げるため、こまめな水分補給が重要です。 - 適度な運動
筋肉を動かすことで血流が促進され、体温維持がスムーズになります。 - バランスの良い食事
栄養バランスの取れた食事は、血液の質を良くし、健康な体温維持につながります。
まとめ
血液は「熱の運搬役」として、私たちの体温を一定に保つために欠かせない存在です。水分補給や運動、バランスの良い食事を心がけ、血液の働きをしっかりサポートしてあげることが、健康管理の大きなカギになります。
また熱の運搬が低下すると熱が身体に行き届かなくなり冷え性の原因にもなります。
日々の生活に取り入れられる簡単なケアから始めて、健康な体温維持を目指しましょう!
※整骨院で施術を受ける事で、血液の循環が活発になり体温維持、冷え性などに効果的です。
お悩みの方はご来院をお待ちしております!



ミライズ整骨院 若松院
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