血液の重要な役割5つ その2酸素・栄養などの運搬
2025年03月25日

血液の役割とは?体内での重要な働きについて
私たちの体は常に動いており、各臓器や細胞は絶えずエネルギーを消費し、働き続けています。そんな体内で欠かせない存在となるのが「血液」です。血液は、体のすべての部位に必要なものを届け、また不要なものを回収するという非常に重要な役割を担っています。今回は、血液がどのように酸素や栄養、ホルモンを運搬しているのかについて、詳しく見ていきましょう。
1. 酸素の運搬
血液が果たす最も重要な役割の一つが酸素の運搬です。酸素は私たちの体にとって欠かせないものですが、空気中の酸素は肺で取り込まれた後、赤血球の中にある「ヘモグロビン」という成分と結びつきます。この酸素を含んだ血液が心臓から全身に送られ、細胞がエネルギーを作り出すために必要な酸素を届けるのです。
2. 栄養の運搬
食べ物を摂取すると、消化器官で栄養素が吸収され、血液に運ばれます。これらの栄養素(例えば、グルコースやアミノ酸、ビタミン、ミネラルなど)は、体内の各組織や臓器に供給され、細胞が正常に機能するために必要なエネルギーや材料となります。特に、肝臓や筋肉、脳などがこれらの栄養素を利用して活動を支えています。
3. ホルモンの運搬
血液は、体内での情報伝達を担うホルモンを運ぶ役割も果たしています。ホルモンは、内分泌腺(例えば、甲状腺や副腎など)から分泌され、血液を通じてターゲットとなる臓器や細胞に運ばれます。これにより、体内のさまざまな生理的過程(成長や代謝、免疫反応など)が調整されます。
4. 老廃物の回収
血液はまた、細胞が使った後の老廃物を回収する役割も果たします。二酸化炭素などの不要な物質は、血液によって運ばれ、肺や腎臓で排出されます。これにより、体内の環境は常に健康な状態に保たれるのです。
5. 免疫機能
血液中には白血球が含まれており、これが体を病原菌から守る免疫の役割を果たしています。白血球は血液の流れに乗って全身を巡り、細菌やウイルスを発見すると、それを攻撃して排除します。これにより、体は病気や感染から守られています。
血液は、私たちの体内で非常に多くの重要な役割を果たしており、その働きがなければ私たちは正常に生活を送ることができません。酸素や栄養素を供給し、ホルモンや老廃物を運搬することで、体のさまざまな機能が調整され、健康を維持することができるのです。運搬機能が低下すると酸素が届かず代謝が悪くなり太る原因になります。普段は意識しないかもしれませんが、血液は私たちの生命活動を支える「命の源」とも言える存在なのです。
※整骨院で施術を受ける事によって血液の働きが良くなり、酸素や栄養の運搬も良くなります。
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ミライズ整骨院 若松院
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