交通事故後の慰謝料・休業補償・交通費について知っておこう!
2025年03月1日

こんにちは!今回は交通事故後に受け取れる補償について、わかりやすく解説していきます。突然の事故に遭うと、ケガや通院の負担だけでなく、仕事を休むことによる収入減や、通院のための交通費など、さまざまな負担が発生します。そんなときに助けになるのが、慰謝料・休業補償・交通費の支給です。
※通院回数に応じて慰謝料(最大8,600円)や休業補償、交通費が支給されます。
1. 慰謝料とは?
交通事故による精神的な苦痛に対して支払われるお金のことを慰謝料といいます。特に、人身事故の場合に適用され、治療期間や後遺症の有無などに応じて金額が決まります。
慰謝料の種類
✅ 入通院慰謝料:ケガの治療期間に応じて支払われる
✅ 後遺障害慰謝料:後遺症が残った場合に支払われる
✅ 死亡慰謝料:遺族が受け取る慰謝料
慰謝料の計算方法にはいくつかの基準がありますが、弁護士に相談することで、より適正な額を受け取れる可能性があります。
2. 休業補償とは?
事故によるケガで仕事を休まざるを得なくなった場合、その間の収入減を補償するのが休業損害(休業補償)です。会社員・自営業・主婦(主夫)など、さまざまな立場の方が対象になります。
休業補償のポイント
✅ 会社員の場合:給料が減った分を補償
✅ 自営業者の場合:事故前の収入をもとに補償額を計算
✅ 専業主婦(主夫)の場合:家事労働も経済的価値があるため補償対象
一般的に、1日あたりの収入額(過去3カ月の平均など)を基準に計算されます。証明のために給与明細や確定申告書のコピーを準備しておくとスムーズです。
3. 通院交通費の支給
病院への通院にかかる交通費も、事故の相手方(加害者)の保険会社に請求できます。
交通費として認められるもの
✅ 電車・バス代:領収書がなくても申請可能
✅ タクシー代:ケガの程度によっては利用可能(医師の診断書があると◎)
✅ 自家用車のガソリン代・駐車料金:走行距離に応じた計算がされる
領収書や乗車履歴など、支払ったことを証明できるものを保管しておくことが重要です。
4. 補償を受けるための手続き
事故後は速やかに保険会社と連絡を取り、必要書類を提出しましょう。以下の書類が求められることが多いです。
📌 慰謝料 → 診断書・通院記録
📌 休業補償 → 給与明細・確定申告書
📌 交通費 → 交通費の領収書や記録
まとめ
交通事故後には、慰謝料・休業補償・交通費などの支給を受けることができます。これらの補償をしっかり活用するためには、証拠を残し、必要な手続きを進めることが大切です。
事故後の対応に困ったら、専門家(弁護士や行政書士)に相談するのも一つの方法です。万が一のときに備え、知識を持っておきましょう!
交通事故に遭わないことが一番ですが、万一交通事故にあわれた場合、当院では、万が一事故に遭われた方のお身体のサポートから事故に関する相談まで致しますので、一度ご連絡ください。
ミライズ整骨院 若松院
〒808-0105 北九州市若松区鴨生田3-1-1